ひっついてなかなか外れないLEGOを外せるアレは、正式名称を「レゴ 630 ブロックはずし（Brick Separator）」といいます。
「630」は名前というか、型番ですね。
家庭用のアレですが、おもちゃ屋ではほとんど見かけないので、業務用アレに分類しておきます。

レゴで遊んでいて、平べったいパーツ同士をひっつけたりした場合、手では全く取れなくなってしまう場合があります。
そんな時、ラジオペンチや爪や歯を使って無理矢理取ったりしていませんか？
でもこのアレがあれば、テコの原理で簡単に外すことができます。

外れないブロックの角に上からブロックはずしをはめ込んで、手前に倒すと、テコの原理でほとんど力を使わずに簡単に外すことができます。
平べったいパーツ同士をくっつけてしまった場合は、2個のブロックはずしを、1つは上から、もう一つは下からはめ込んで、パカッと開くように外すことができます。
（「ペンチのグリップ部分がブロックはずし（2個）、ペンチの先の部分がレゴ」と書けば「開くように外れる」イメージが何となくわかるでしょうか。）

このブロックはずし、レゴを作るのなら必需品だと思うのですが、なぜか大部分の基本セットや各種キットには入っていませんし、レゴストアでのバラ売りも今はやっていないようです。
たまにブロックはずし付きの限定モノの基本セット（バケツ）を見かけますが、ブロックはずしのためだけにバケツを買うのもちょっと・・・

ということで、ここはネットでバラ売りを「2個」買うのが正解かと思います。
プレゼントでレゴを贈る場合にも、ブロックはずしが付いていると好印象かと思います。

このブロックはずし、ちょっと前まではドアストッパーみたいなくさび形だったのですが、最近、少し小さくなって平べったい形に変更されました。
どちらも型番は「630」ですが、新しいタイプは、十字軸にはまったパーツを押し出して取ることができる突起もついてお得です。

・子供に「このレゴ外して〜」とせがまれ、困ったことのある人
・ラジオペンチや歯でレゴを無理矢理外したことのある人
・無理矢理外した結果、パーツや歯がボロボロになってしまった人