緑のタバスコは正式名称を「タバスコ ハラペーニョソース(TABASCO® Jalapeño Sauce)」といいます。
ちなみに普通の(赤い)タバスコの正式名称は「タバスコ ペッパーソース(TABASCO® Pepper Sauce)」です。
緑色をしていますが、「緑のタバスコ」ではなく「青タバスコ」と呼ぶ人もいます。
そういえば原料の青唐辛子も、実際には緑色ですが「青」唐辛子です(「青信号」とかと一緒ですね)。
ちなみに青唐辛子は英語で green chili peppeer です。
青唐辛子を使った緑のタバスコの方がオリジナルの赤いタバスコより辛い・・・と思いきや、赤いタバスコと比べて緑のタバスコは約1/5の辛さです。
辛さ控えめなので、ピザやパスタにタバスコをついかけ過ぎていつも後悔、、、なんて人にオススメです。
赤いタバスコは、原料の赤唐辛子をウイスキー樽で3年間塩漬けにしたものを酢と混ぜ合わせて作られますが、緑のタバスコは、青唐辛子(ハラペーニョ)、食塩、酢に加え、コーンスターチ等で味を少しマイルドにしているようです。
また、タバスコには、赤いタバスコ(ペッパーソース)と緑のタバスコ(ハラペーニョソース)以外にも、
・スイート&スパイシーペッパーソース(果汁、ガーリック、生姜入り)
・ハバネロソース(ハバネロ入り辛さ2倍)
・ガーリックソース(ガーリック風味をプラス)
・チポートレイペッパーソース(燻製にした唐辛子風味)
・バッファロースタイルホットソース(肉料理に)
・スパイシーしょうゆ(正田醤油とのコラボ商品)
などの種類があります。
また、日本では販売されていない幻の最高級タバスコとして、厳選された赤唐辛子を最大8年間熟成させた「タバスコ ファミリーリザーブペッパーソース」があり、こちらは通常のタバスコの5倍以上のお値段です。
日本で売られているタバスコは通常、60ml入り(家庭用)か150ml(業務用)ですが、アメリカでは355ml(12オンス)やなんと巨大な3.8L(1ガロン瓶)入りのラインナップもあります。(スパイシーしょうゆ、ファミリーリザーブペッパーソースを除く)
直射日光さえ当てなければ10年くらい持つそうですが、通常の使い方であればとうてい使い切れる量では無いです。
根本的に使い方が間違っている人(直接飲むとか)用かと思われます。
一方、小袋に小分けされたもの(日本でも良く宅配ピザに付いてくるアレ)やミニチュアボトルも販売されています。