正月になると本屋で見かける暦(こよみ)の本は、「高島暦」という名前の本です。
暦については「神宮館」の「神宮館高島暦」が一番メジャーなようですが、その他にも数社から発行されています。
いずれも表紙はよく似た体裁(白い表紙、黒or金色の縁どり、赤い模様に筆文字で「平成30年高島暦」)なので、何で同じ本がこんなに置いてあるのか、と思っていた人も多いのでは。
高島暦は、明治時代の易学者、高島嘉右衛門が考案した暦で、易経を基本としています。高島暦の本には、干支・九星・六曜(六輝)などが記載されています。
正月前になると、本屋のカレンダーが置いてあるコーナーの横に高島暦が並びますが、実は本屋でも通販でも年間を通じて普通に売っています。毎年夏くらいに次の年の暦が出るようです。
高島嘉右衛門は「占いは売らない」と言ったそうですが、毎年コンスタントに(100万部以上!)売れ続けているようなので、一定の需要はあるのだと思います。
年末にカレンダーと一緒にお得意先に配っているところもあるのだとか。
また最近では電子書籍版高島暦も販売されています。
ちなみに「神宮暦」とは、伊勢神宮が作って頒布している暦のことで、「高島暦」とは全く別のものです。
「神宮暦」は「伊勢暦」ともよばれ、現在では大きな神社(神宮)か、各都道府県の神社庁で頒布(販売)されています。
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