関西で鍋に入れる太い春雨みたいなアレは「マロニー」という名前です。
大阪では「マロニーちゃん」と「ちゃん付け」で呼ばれています。
このマロニー、鍋に入れる前は白色の乾麺ですが、茹でると透明になります。
マロニーと似た具材に「葛きり」がありますが、葛きりは煮込むとドロドロに溶けてしまいますが、マロニーは煮込んでも溶けません。
マロニーはジャガイモ・とうもろこしのデンプンでできていますので、「ビーフン(米粉で作った麺)」とも少し違います。
ちなみにお刺身のつまでたまに付いてくる透明・コリコリのアレは海藻から抽出された成分でできています。
乾麺ですので、糸こんにゃく(しらたき)のような面倒な下ごしらえは不要で、そのまま鍋に投入するだけでオッケーです。
非常にお手軽で、大体どんな鍋にも合うので、関西ではメジャーな鍋具材ですが、関西以外ではあまり売っていません。
正確に言うと、関西以外でも結構売っているのですが、なかなか認知してもらえないようです。
スーパーでも、店員さんがどこに置いていいのか分からないためか、見当違いのところに置いてあったりします。
乾麺のマロニーは乾物売り場、あらかじめ水でもどしたもの(通称生マロニー)は豆腐・こんにゃく売り場にあるのが正解(?)です。
全国放送でCMをやっているのにもかかわらず関西以外になかなか浸透しないのは、CMの「マロニーちゃん」と、スーパーで売っている「乾麺の状態のマロニー」と、「鍋に入れる太い春雨」が結びつかない人が多いからでは、と勝手に想像しています。
前から気になっていたけど食べたことがない、という人も、ぜひ一度食べてみて下さい。
マロニー自体がおいしいというよりは、どんな鍋でもおいしさを引き立てる、そんな具材です。
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