フロッピーディスクを読み取るアレは、正式名称を「3.5インチフロッピーディスクドライブ(3.5' FDD: 3.5 inch Floppy Disk Drive)」といいます。
若い人は「ドライブ」といってもピンとこないかもしれませんが、オーディオでいうところの「デッキ」に相当します。
フロッピーディスク自体、少し前まで普通に使っていた気がするのですが、いつの間にか消えてしまいましたので、実物を見たことがない人もいるかと思います。
「ファイルを保存」の時に出てくるアイコン「💾(←パソコンから見ると文字化けします)」がフロッピーディスクの絵です。
フロッピーディスクは「FD」、フロッピーディスクドライブは「FDD」と表記していました。
一番メジャーな3.5インチフロッピーディスクは、容量が1枚1.44メガバイトです。
キガバイトでもテラバイトでもなくメガバイトです。
当時、1.44メガバイトを超えるサイズのファイルのやりとりは、分割ソフトでフロッピーディスクに入るサイズに分割して複数枚のフロッピーディスクを受け渡ししていました。今では考えられないことですが。
また、最盛期?には、フロッピーディスクドライブを搭載したデジカメなんてものもありました。
CD-R(これももうあまり見かけませんが)やUSBメモリ、SDカードが普及してフロッピーディスクを使う機会が無くなりましたし、そもそも最近のパソコン自体にフロッピーディスクドライブがついていないのでフロッピーディスクを使うことができないにもかかわらず、フロッピーディスクだけが捨てることができずに家やオフィスで引き出しの肥やしになっているところも多いかと思います。
中のデータを整理して(必要なものはハードディスクにバックアップして)捨ててしまいたいけど、そもそもフロッピーディスクドライブのついたパソコンが手元にもう無いので、中身を見ることができない、あるいは、外付けのフロッピーディスクドライブがあっても接続端子がUSB形状でない(「SCSI(スカジー)端子」といいます)ので今のパソコンに接続できない、といった理由で結局そのまま放置されているのではないでしょうか。
フロッピーディスク自体の耐久性は非常に良いですし、中身を見れる人がほとんどいないという点において、ある意味最高のセキュリティと言えるかもしれませんが・・・
仕事のデータであれ、プライベートなデータであれ、何が入っているかわからないので、中身を見ずに捨てるのは忍びないし、もしかしたらアレなデータかもしれないので、他人に預けてデータを吸い出してもらうのはちょっと・・・という場合も多々あるかと思います。
といった場合に必要となるのが、「USB接続が可能な3.5インチフロッピーディスクドライブ」ということになりますが、一昔前にはどこの家電量販店でも普通に売っていた外付けフロッピーディスクドライブ、最近は置いていないところも多いようです。
しかしネットではまだ外付けのフロッピーディスクドライブの新品がかろうじて売っています。
現在売られているものは Windows8でもドライバ無しで普通に使えるものが多いようです。
MacOSX に対応しているものもあります。
しかしながら、フロッピーディスクドライブの新規生産はすでに終了しているようですので、近い将来、新品は本当に入手困難になる可能性が高いです。
今のうちに入手して早めにフロッピーディスクの中のデータを救出➡バックアップすることをオススメします。
でも間違ってもMOとかにバックアップをとってはダメですよ~
![]() 外付け フロッピーディスクドライブUSB接続 FDD軽量スリム安心の6ヶ月保証FDD USB接続 外付け ... |
![]() 新品です。中古ではありません。【IBM社製ドライブ】【Windows・Mac対応】ポータブルFDD【2HD 1... |
![]() USB外付けフロッピーディスクドライブNEC製フロッピーディスクドライブ。 3.5インチ/2HD(1.44M... |
![]() 入手困難な新品FD搭載 3モード対応 フロッピーディスクドライブ 3.5インチFDD 企業 会社 法人 ... |