[今回のアレ]

【検尿の紙コップと試験紙】

検尿の紙コップは、正式名称を「検尿カップ」といいます。
検尿「コップ」ではなく、検尿「カップ」です。
英語ではどちらも「cup [kʌ'p]」です。
「カップは、取っ手があるコップのこと」とされていますが、そもそも入れる物が飲み物ではないので「カップ」となります。
日本語って奥深いですね。
見た目はアレですが、ただの「漏れないように防水加工されているちょっと高級な紙コップ」ですので、お茶やジュースを入れて飲んでも全然問題ありません。
通常の紙コップは温かい飲み物やアルコール類を入れて時間が経つとフニャフニャになったり漏れたりしますが、検尿カップは防水性が良いので、温かい飲み物を入れてそのまま置いていてもフニャフニャにならず(もちろんキンキンに冷えた飲み物もオッケー)、しかも名前を書くスペースもあるので、実はキャンプなどのアウトドア使用に向いています。
ただし実際にキャンプとかに持って行くと確実に嫌がられますのでオススメできません。

ちなみに、検尿カップの底にある水色の二重丸などの模様は、底が青い二重丸◎のおちょこと同じ目的で、中に入っているアレの色や混濁を判定しやすくするための模様です。

また、検尿カップに漬けて蛋白などの成分を判定するための試験紙が「ウロペーパー」です。
1枚の試験紙で同時に測定できる種類の多さによってグレードがあります。(30種類以上あるようです。)
栄養ドリンク剤みたいですね。(ユンケルも30種類以上あります。)

「潜血・蛋白質・ブドウ糖・pH」の4種類が測定できるタイプが一般的ですが、最も多いもので、「ウロビリノーゲン・潜血・蛋白質・ブドウ糖・ケトン体・ビリルビン・亜硝酸塩・比重・白血球・pH・クレアチニン・アルブミン」の12種類が一度に測定できます。
色の変化を見て判定するので、家庭でも簡単に健康診断できるのですが、ドラッグストア等で検尿カップとセットで売っていないのは、使った後の処理に困るので一般家庭用にはハードルが高いからでしょうか。
防水加工されていますので、使用後の検尿カップをトイレに流すと確実に詰まりますので気をつけてください。
(間違えて詰まらせてしまったときはトイレが詰まった場合のアレが役に立ちます)

最後にお約束として・・・
ウロペーパーは医薬品(体外診断用医薬品)なので、医師の指導に基づき正しくお使いください。



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