[今回のアレ]

【昔ながらの横長の洗濯機】

昔ながらの横長の洗濯機は「二槽式洗濯機」といいます。
「二式」ではなく「二式」洗濯機です(洗濯槽+脱水槽)

昭和の遺物と思いきや、今でもしっかり生き残っています。
もちろん全自動洗濯機や洗濯乾燥機に比べると種類は少ないですが、各メーカーから新機種も発売されています。
とはいっても、都市部の家電量販店にはほとんど売られておらず、売られていたとしても1~2機種のみで選択の余地が無い場合が多いので、メーカー直販かネット通販で比較して購入するのがオススメです。

全自動洗濯機や、最近では洗濯乾燥機もこれだけ普及してるのもかかわらず、二槽式洗濯機が今だに販売され続けているのは、二槽式洗濯機ならではのメリットがあるからなんです。


基本機能がしっかりしている

二槽式洗濯機は、「洗う」→「すすぐ」→「脱水する」という洗濯機本来の機能に特化しているため、洗浄力が強く、汚れ落ちが良いです。
一方、全自動洗濯機は、生地が傷まないこと&節水を重視しているのか、洗浄力が年々落ちているように感じます。
全自動洗濯機の洗浄力に不満を感じて、二槽式洗濯機に買い換える人もいるようです。
ウールを毎日自宅で洗濯したい!というのならともかく、毎日の洗濯ではやはり洗浄力を重視したいものです。
また、洗濯物の汚れ具合に応じて、水の量やすすぎの回数を変えれるので、結果的に生地もあまり傷みません。


洗濯と脱水が同時に可能

二槽式という名前の通り、洗濯槽と脱水槽が別々なので、洗濯と脱水が同時にできます。
洗濯物の量が多い場合、結果的に短時間で洗濯できますし、色物・汚れ物を分けて洗濯したい場合にも対応可能です。
美容院など業務用として使っているところも多いようです。
また、汚れがあまりないときは洗濯液を次の洗濯に繰り返し使うこともでき、経済的です。
粉せっけんとの相性も良いようです。


壊れにくい&屋外設置可能

二槽式洗濯機は全自動洗濯機や洗濯乾燥機と比べてはるかに単純な構造で、電子制御部品もほとんど、あるいは全く無いため、壊れにくく、雨が直接かかるような屋外に設置してもほとんど故障することがないです。
農作業をする人や作業着をよく洗う人などにも最適です。
なんと里芋やジャガイモを二槽式洗濯機で洗うという人もいるようです。


カビにくい

二槽式洗濯機は洗濯槽が固定されているため、洗濯ドラムの裏側に黒カビが発生しやすい全自動洗濯機と比べ、カビにくい構造になっています。
もちろんカビなければ定期的にカビ取りの洗浄剤を使う必要もありません。


二槽式のデメリットは?

当たり前ですが、洗濯槽から脱水槽に自分で移し替えないといけないというのが最大のデメリットです。
また、二槽式洗濯機は全自動洗濯機と比べて横長であるため、室内置きの場合、全自動洗濯機用の標準的な防水パン(洗濯機パン)には収まらず、より広い設置スペースが必要なため、自宅に設置できる人は限られます。
(古い公団住宅などでは二槽式洗濯機用の横長の防水パンが付いている場合があります)
購入時には本体サイズ・必要設置スペースを十分確認してから購入してください。


意外とメリットが多い二槽式洗濯機、設置可能なスペースがある方はぜひ検討してみて下さい。



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