[今回のアレ]

【ご飯を炊く時に入れる謎の調味料】

ご飯を炊く時に入れる謎の調味料は、名前を「炊飯ミオラ」といいます。
「ご飯を炊く時に入れる謎の調味料」といっても、ほとんどの人は一体何のことか分からないかもしれません。
それもそのはず、炊飯ミオラは業務用オンリーで、そもそも家庭用が存在しません。
単価の安い飲食系やコンビニ弁当の工場でバイトをしたことがある人なら「あぁ、アレね。謎の粉ね。」とわかっていただけるかと思います。

この炊飯ミオラ、味の素的な調味料の一種かなと思って原材料を見てみたのですが、何が有効成分なのかが全く分かりません。
・トレハロース
・パパイン
・プロテアーゼ
・αアミラーゼ
といったあたりでしょうか。
アミラーゼとかは高校の生物の時間に習ったような気がしますね。

いろいろと調べてみると、炊飯用ミオラの有効成分は「糖質分解酵素」で、この酵素が米のデンプンを糖に分解し、ごはんのアルファ化を促進してふっくらした食感と「甘み」が出るとのことです。
また、冷めてもツヤツヤのままで、ボソボソにならないそうです。
そういえばコンビニ弁当のごはんって...

同じく酵素の働きを使った商品として炊飯用ミオラの他に「肉用ミオラ」があり、こちらはタンパク質分解酵素がタンパク質をアミノ酸に分解するので、肉に対して使用すると酵素の働きで肉そのものが甘く、柔らかくなります。

さらに調べてみると、『ミオラは「酵素」であり、ごはんに味を付けるものではないし、食べる時には酵素としての働きが無くなっているから』というこれまた謎な理由で、コンビニ弁当の原材料表示には書かなくても良いそうです。
(加工助剤というそうです)

もちろん食品に入れるためのものなので、食品添加物としての最低限の基準はクリアしていますし、そもそも(チェーン店系の)外食やコンビニ弁当にはほぼデフォルトで入っているそうなので、「俺はコンビニ弁当も食べないし、外食も高級レストランしか行かない!」という人なら話は別ですが、たまにしか自炊しないのであれば、ミオラを使って安いお米を美味しく食べる、というのもアリかもしれません。



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