ラーメン屋で氷水(と、たまにレモン)が入っているアレは、正式名称を「ウォーターピッチャー」といいます。
「ウォーターピッチャー」は、単に「水を注ぐ容器」という意味ですが、各メーカーとも、差別化を図るために、正式名称とは別の、それぞれ微妙に異なる呼び方で呼んでいます。
そのため、ウォーターピッチャーの購入にあたっては、それぞれのタイプの製品名称をあらかじめ知っておかないと、目的のタイプを見つけ出すのにやたら時間がかかってしまいます。
ラーメン屋に良く置いてあるものは以下の4種類かと思います。
(ラーメン屋に限らず定食屋でも牛丼屋でも見かけるので、単にメジャーな製品というだけですが・・・)
【クールピッチャー】
象印製。表面が独特の手触りの、昔から一番よく見かけるアレ。緑色が標準的か。
【保冷ピッチャー】
TIGER製。一見クールピッチャーと似ているが、若干形状が異なる。各色有り。
【ノンウェットピッチャー】
全体が透明orスモークで二重構造の、中身が見えるアレ。
【アクアピッチャー】
全体が透明orスモークだが、二重構造ではないので、結露の受け皿もセットで必要。
各メーカーともサイズはだいたい1.7〜1.8リットルタイプのものが主流ですが、ハーフサイズのものもあります。(「リトルピッチャー」と呼ばれています)
いずれも業務用なので耐久性は抜群です。
家で使うのなら、氷水・麦茶だけでなく、いろんな飲み物を入れてみても面白いかもしれません。
「ラーメン屋のレモン水が好き」というあなたも、家にコレがあれば作り放題、飲み放題です。
また、ラーメン屋ではほとんど見かけませんが、喫茶店・カフェでよく見る、店員さんが水を注いでくれるときの銀色のアレは、「ステンレスウォーターピッチャー」または「ステンレスウォーターポット」といいます。
注ぎ口のところにフタ?が付いているタイプがオススメです。
ちなみに、「浄水ピッチャー」で検索すると、家庭用の、麦茶の入れ物の中に浄水フィルターが入ったアレが出てきます。